らっこ散歩

独身を楽しむ29歳

【ゆるべん】山は海の恋人

鉄に関する本を読みました。

その復習として、

ゆるっと勉強【ゆるべん】をします。

 

山は海の恋人

海の中の植物が育つには、山の木が必要なんです。

 

植物はリンやチッ素を栄養としていますが

水中では、リンはリン酸塩、チッ素は硝酸塩という少し違う形をして存在しています。

だからリン酸塩、硝酸塩の状態で植物の中に入っても栄養にはならない。

だれかが、リン酸塩をリンに、硝酸塩をチッ素に戻さないといけないんです。

その役目を果たす人が、です。

鉄が植物の中に入ると、リン酸塩をリンに、硝酸塩をチッ素に戻してくれます。

 

しかし、問題が1つ。

 

鉄は酸素とくっつきやすくすぐに酸化してしまいます。鉄は酸化すると大きすぎて植物の中に入れないのです。

植物の中に入れないと、リンやチッ素に戻せず植物は栄養を取れません。

 

そこで活躍するのが山の木です。

 

枯れ葉が積もりできた腐葉土にはフルボ酸が含まれています。

このフルボ酸は鉄と強くくっつきやすくフルボ酸鉄となります。

フルボ酸鉄は植物の中に入れる大きさで、さらにどういうわけか植物の中に入ると鉄はフルボ酸と別れて、リンやチッ素に戻す働きができるそうです。

 

新しい知識を得るって楽しいですね。

 

ではまた。