【効果的】人に頼むときの考え方
人に対して「〜〜してほしい」
と思うことってありますよね。
でもストレートに言ったところで
思うように動いてくれないのが人間で、
ではどのような言い方をすればよいのか
人は「どう見られるか」が大事
例えば子どもがごはんを食べないとき
「食べないと大きくなれないよ。」
「食べてくれるとお母さんが喜ぶよ」
どちらの言い方がよいでしょうか。
答えは、後者です。
(もちろん、状況や人によって違いますからより動かしやすいのは、という話。)
2つの言い方の違いはなにか
それは
- 利己的な言い方
- 利他的な言い方
この違いです。
「食べないとあなたが大きくなれない」
これは、主語が子ども自身です。
「食べるとお母さんが喜ぶ」
これは、主語がお母さんです。
利己的な言い方だと
自分がどうするか、
自分にどんな利益があるのか
という視点のみが与えられます。
利他的な言い方だと
自分が(お母さんから)どう見られるか
という視点が与えられます。
人は、
- 他人からよく見られたい
- 他人から自己中だと思われたくない
という欲求があります。
(日本人は、特に。)
なにかしてほしいときは
「あなたに〜〜な利益がある。」
という言い方よりは、
「あなたが〜〜すると、周りの〇〇さんたちが助かる。」
という言い方のほうが
協力を得やすくなるのではないでしょうか。
ではまた。