休み時間に鉛筆をずりたくなる工夫
子どもが休み時間中に鉛筆をけずらない。
授業中に削って、「ウィーーーン!!」と
うるさい
こんな悩みをお持ちの先生へ
子どもが進んで削りたくなる工夫を
ご紹介します。
削りカスが一定量溜まったら〇〇する
とクラスで決めることです。
〇〇するとは
- 休み時間に先生もいっしょに遊ぶ
- クラス全員でゲームをする
などクラスのみんなでがんばって達成したいと思えるような目標を立てます。
そうすることで、鉛筆をけずるメリットが生まれ、子どもは進んで削ろうとするのではないでしょうか。
そもそもなぜ休み時間に削らないのか。
先生たちは
「休み時間のうちに鉛筆を削って授業の準備をしておきましょうね。」
と声をかけます。
授業中に削っていたら、
「休み時間に削っておきましょうね。」
と声をかけます。
それでも進んでやる子は
少ないように感じます。
子供の立場になって考えてみましょう。
鉛筆を削ろうと思うのはどんなときでしょうか。
- 鉛筆がちびて、文字が書きにくくなったとき
- 鉛筆が折れたとき
どちらも鉛筆を使っていて起きることです。
休み時間は遊んでいます。
授業中は鉛筆を使います。
鉛筆を削りたくなるのは、授業中です。
となるのは必然です。
だったら、削ることで文字が書きやすくなる以外のメリットを生む工夫をすればいい。
なにかを集める・貯める
というのは好きな子どもが多いです。
「自分が削っていっぱいにたまったら
先生に見せにいける。」
と考えて早く削りたいと思う子もいるでしょう。
また、めちゃくちゃ短い鉛筆をずっと使っている子も新しいものを使いたい(削りたい)と考えるかもしれません。
短すぎる鉛筆は持ち方もおかしくなるし、
できれば替えさせたいです。
でもなにも工夫なしだと、
- もったいない
- まだ使える
- 短いのを限界まで使いたい
と考える子もいます。
鉛筆を削ってほしいという先生や保護者の方
ぜひ鉛筆削りを使いたくなる工夫をされてみてはいかがでしょうか。
ではまた。