「空腹」が体にいい理由4選
「空腹こそ最高のクスリ」という本を読みました。
ここでの「空腹」とは「食事をとらない時間」を意味します。
空腹がどのようなメリットをもたらすのかご紹介します。
空腹のメリット
- 内臓の疲れが取れる
- 脂肪が減る
- 血糖値の乱高下がなくなる
- オートファジーが発動する
内臓の疲れが取れる
胃や腸でものが消化されるのは数時間かかります。食事を口にしてから数時間は内臓が働き続けます。
そこへ1日3食とると、前の食事を処理するのに内臓が働き終わる前に次の食事が運ばれてきてしまいます。
つまり、内臓の休む時間がなくなるのです。
空腹の時間をとる、3食食べないことで内臓が休めます。
内臓が休めないと弱っていき、病気の原因になるので要注意です。
脂肪が減る
1日3食とると、自然と食べすぎてしまう場合が多いです。
食べすぎると、余ったエネルギーが脂肪に変わってしまいます。
逆に空腹時間をとることで、食べ過ぎを防ぎます。エネルギーが足りない場合は脂肪からエネルギーを補給するので脂肪が減っていきます。
血糖値の乱高下がなくなる
ごはんを食べすぎると血糖値が急上昇します。そのときインスリンが分泌され血糖値を下げます。
これが続くとインスリンの効果が薄れ、血糖値が慢性的に高くなる、糖尿病の危険が高まります。
空腹時間をとることで、緩やかに血糖値を下げることができます。
オートファジーが発動する
オートファジーとは、古い細胞を新しい細胞に作り変える体の働きです。
このオートファジーは空腹時間が16時間を超えたあたりで発動します。
若く元気な体を維持したい方は、16時間の空腹時間をもつことが大切です。
ではまた。