片付けが出来ないのは「甘え」か?
片付けができないのには理由がある。
- 優先順位をつけられない
- 見通しがもてない
- 判断ができない
1 優先順位をつけられない
片付けようと思っても、漫画が目に入ると読んでしまう。
これは片付けと漫画の優先順位をつけられていないせいだ。
これを先にするべき、というできる人には当たり前にできることが、できない人も世の中にはたくさんいる。
2 見通しがもてない
いざ片付けようと思ってもなにをどれだけすれば終わるのか見通しがもてないから、作業が果てしなく感じてしまう。
「こんな果てしない作業を今やるのはむりだ」
とやる気を失ってしまう。
終わりが見えないとやる気を失い、終わりが見えるとやる気があがる。
休み前に仕事を頑張れるのも同じ理由だ。
3 判断ができない
片付けとはなにをどうしたらよいのか分からない。
捨てればいいのか別の場所へ動かせばよいのか。
片付けの考え方を知らなければできない。
片付けるときは3つに分類する
- 必ず使うもの
- 必ず使わないもの
- どちらかわからないもの
この中で残して良いのは、「必ず使うもの」だけだ。
「必ず使わないもの」「どちらかわからないもの」は捨てる。
でもいつか使うかもしれないし、まだ使えるし、と思っているうちは片付けられない。
いつか使える、なにかに使える、というのはいつ何に使えるか全く具体的に想定できていない。
つまり思いつく限り使える場面がないということだ。(もしくは使える場面が限定的すぎる)
それを残してしまうと際限がない。
ものが増える。
ものが増えると、持っていることすら忘れてしまい、結果その場面がきても使えない。
だから「必ず使うもの」だけを残す。
ものは使う場所に置け
さて、残すものが決まったら次は置き場所を考える。
とりあえず棚に入れておく、はだめだ。
棚になにが入っているか分からなくなる。
棚に取りに行くのがめんどうくさい。
棚までしまいにいくのはもっと面倒だ。
どの場所で使うか分かっているのだから
そこに「置き場所を作る」
「置けるところに置く」のではなく、
「置くところを作って置く」
ハサミは台所とリビングと寝室で使うなら、各場所に置き場所を作り、それぞれ置く。
こうすれば片付けのめんどくささが最小限になり、どこにやったか忘れることもない。
片付けは仕組みと考え方で習得できる「技術」
性格のせいにして考えることをサボらないようにしたい。
ではまた。